気になる治験の仕事について

たまに耳にする治験ボランティアだが、一体どういう仕事なのかと気になる方も多いだろう。
治験ボランティアというのは、言ってしまえばボランティアとは名が付くが、有償のバイトとなっている。
内容は、新薬の効果がどの程度あるのか、安全性はあるのかというのをチェックしていくための被験者になることだ。

もちろん、人に効果を試す前にある程度の安全性は確保されている。
万が一副作用が起きたとしても、それに対応できる病院の職員の方々が準備しており、きちんと対応が出来るようになっているのだ。
また、ボランティアをする前に、副作用やその他の注意事項について触れる説明会や、健康診断を実施するため、その時点で問題があれば受けられないようになっている。
基本的に、新薬のチェックということもあり、厳重に健康管理をしているため、その辺りのトラブルについてはあまり心配はいらない。

逆に注意しておかないといけないのは、治験内容によっては、長期間拘束される場合もあることだ。
通院型と入院型の二種類があるが、通院型は早ければ一日だが、長くなると一か月程度は掛かったてしまう。
また、入院するタイプでは生活管理もされるため、外出が認められないケースもある。
本の持ち込みやゲームの持ち込みなどは許される場合が多いので、暇つぶしの為に持っていくと良いだろう。
結果的に時間を拘束されるのと、集団生活を求められるので、その辺りを苦にしないのであれば受けてみてはいかがだろうか。